きず(づ) いていくこと 1

気付いていくこと。
築いていくことは、コツコツさんでカラダにガンバルチカラを。
気付いていくことは、ココロが前を向けるチカラを。

病気になった時、カラダの中の状態はもちろん
ココロの状態も、その先に大きく影響するのだと思います。

病気になった時の不安・恐れなどはココロを後ろ向きにしてしまいますよね。
ココロが後ろを向いてしまうようなマイナスは感情は、
カラダにもマイナスを引き寄せてしまうように感じます。
どんどん・どんどん、ネガティブな状態になっていってしまうのだと…
人が大きな病に直面したときには、こうした感情を抱くことも多いのではないかと思います。

ただワンコさんたち自身は、あまりネガティブな感情は持っていないように感じます。
(えひのように虐待の記憶がある子は、ちょっと別だと思いますが…)
どんな時でも「今」を大事にしているような…
とってもとってもポジティブな塊なんだと思います。
そんなワンコさんたちがネガティブな感情を持つとしたら…
飼い主さんの抱えきれないほどの不安や悲しみが伝わっていくことなのだろうなって。
ダイスキだから…ダイスキな飼い主さんのことだから、何でもわかってしまうものね。

だからこそ、えひの「余命1か月宣告」の時。
その瞬間は、苦しくて・しんどくて…涙が溢れて。。。
でも一番しんどいのは えひ。
そんな えひが今はまだ傍にいてくれてるから…
飼い主である自分は「今」できる限りのことをしよう!って。
泣いていても、悔やんでいても、時間は過ぎていってしまうから。
タイセツなこの子の時間は流れているから…。

いつまでこうしたお世話をさせてもらえるかわからないからこそ
「今」をとびきりタイセツにしよう!!って。
無理をせず、ココロから思い続けることができます。

今までしてきたことたちを信じて。
この子の中にコツコツさんで貯めてきた底力を信じて。

えひのゴハンの用意も ありまとぉ。
えひのチッチの後片づけも ありまとぉ。
えひのコートのお手入れができることも ありまとぉ。
えひのシーツのお洗濯ができることも ありまとぉ。
えひの寝返りのお手伝いができることも ありまとぉ。

どんなことでも ありがたいの。
えひに何かができるなら。
ありまとぉ…でいっぱいの毎日は
幸せもいっぱいなんです。

できなくなってしまったことが山ほどある。
ちょっとそこまででも、引きずる左前脚では道路を一緒に歩くことは難しい。
車に乗るのも、かぁちゃん1人だと難しい。
ダイスキだった滑り台も、難しい。
鳥さんと遊ぶのも、フリスビーも、かぁちゃんとの追いかけっこも…。

でもでも。

何もできなくなった訳ではないの。
気付いたこともたくさんあるの。
えひの中でも、今できることをして
いっぱい楽しんでくれてるから…
ずっとずっと、えひのお顔のままなの。

病院の先生が仰ってくれたこと。
「この子は前向きな性格ですね」って。(^-^*)
左前脚が麻痺していることも
大きな癌を持っていることも気にしていない。
おメメの輝きは病気をする前から…何も変わらない。。。

公園の芝地で、父ちゃんが撮ってくれた えひとのお写真。
ゆ〜っくり並んで歩く後ろ姿のえひとかぁちゃん。
そのしっぽっぽは ぶんぶんぶん♪とふられていて
お顔は かぁちゃんを見上げてくれてる。
…えひのココロは何も変わらない。

できなくなったことを数えて、それを悔やんでいたら
この子の今の笑顔に気付かないかもしれない。

何が大切かを…身をもって教えてくれる えひ。
生きていることに感謝して
生きている時間を大切にして
次の瞬間へと進んでいこう♪って。

こんなポジティブなえひが唯一もつ、ネガティブな感情。
それは虐待時の記憶…。

昨年の12月に下半身に出た痛みが繋げてしまった恐怖の記憶。
(後ろ脚の痛み=虐待時って えひにはインプット)
父ちゃんにも、かぁちゃんにも怯えた目をして、すべてのことから、どこかへ隠れたくて…
「近づかないで〜!」と悲鳴をあげながらカラダを小さくしていた えひ。

この時のえひはココロが弱って…
「自分が消えそうでコワイ」と言った えひ。
「自分が自分でいられる間に…幸せを教えてくれて ありがと」って言った えひ。
(これは、エフィの声を聞いてくださる方に教えていただきました)

ココロもカラダも痛かったんだよね。
その隙にカチコチさんも一気に攻めてきたね。
えひのココロの痛みも、えひの筋肉さんが癌に侵されていくのも止められない…
悔しさでいっぱいになりました。

虐待を受けてきた子たちは、どんなに温かい家庭に引き取られても
そのオーラ層に負った傷はずっと残っていると言われます。

4歳くらいまでは、まだまだ人への恐怖心があって、
決して自分の2〜3m以内には知らない人を近づかせなかった えひ。
それでも、5歳を過ぎてからのえひの表情はとてもイキイキとしていて、
人もダイスキになってくれて…

ココロの傷は癒えていると思っていました。

カラダに残る虐待時の痛みの記憶。
(余命宣告を受けた時期に、自然療法を行う病院で波動を調べてもらいわかりました。
まだ発育段階の柔らかなカラダの上に乗られたり、強くしっぽを引っ張られたり。
そうした痛みは、ずっと忘れられていたけれど 、決して消えたわけではなかったようです)

そして、オーラ層に残る傷と痛み。
恐怖と痛みはココロを弱めてしまうから…
何としても、この部分のフォローをしなければと感じました。

ここにきて やっと気付いたこと。
やっと気付けたこと。。。

信頼できる 温かいココロを持った方に、えひに必要なオーラのフォローを教えていただいて。
カラダのケアと一緒にコツコツコツコツ。

どれか1つではないのだと思うから。
その子らしさを守れるのは、何か1つのことではないんだ、と。
健やかなカラダがあって
健やかな魂があって
安心できる空間があって。。。
そのためにできることはたくさんあって。

この6か月の間にカラダのこと以外でもタイセツなこと。
「もっと 生きたい」って思ってもらえるタイセツなことたちを
たくさん・たくさん教えてもらいました。

えひからも、
そして、えひを通してたくさんの方からも。

気付けることは ありがたいこと。
気付けることがあるのは…
さらに前へ進んでいける大きなチカラ。

気付きをくれた えひ。
気付きをくださった ダイスキさんたち。
ココロから…ココロからありまとぉ。

そして いつか…いつかはお空に還さなくてはいけない時がくるから。
その時には恐怖心を抱えたままではなくて…
穏やかな感情だけで、柔らかな思いだけで、と。。。

これからも えひが えひらしくいてくれる間は
ココロもカラダも、そしてオーラも
(ド素人のごろうに手ほどきをしてくれるCママさん・Mさん ありまとぉ
 何度も 何度も救われています(^-^*))
精一杯のサポートをしていこうと思います。

身をもって たくさんのことを教えてくれた えひ。
これからも気付いていけるように…。
えひの望むことに気付いていけるように。
柔らかな気持ちだけに 包まれるように。。。

えひ どうも ありまとぉ。

きず(づ) いていくこと 1

きずいていくこと 1
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